シロアリ・腐食は水回りから!定期点検では水回りの床下に注意!

水漏れした洗濯機に困惑

水回りは水漏れや湿気、そしてそこから発展してシロアリや腐食などの様々なトラブルが起こりがちです。そのため、ポイントを押さえた定期点検や、水漏れ、湿気対策などが欠かせません

水漏れや湿気に特に注意するべきポイントや、シロアリ・腐食対策、そして換気などについて一緒に考えていきましょう。

水漏れが起こりやすい洗濯機には注意!

洗濯機は多くの箇所に水漏れの可能性がある

水回りの設備は多くありますが、その中でも気をつけておくべきなのが洗濯機だと言えます。なぜならば、洗濯機は多くの箇所に水漏れの可能性があるからです。

洗濯機は水を供給する水道管との連結部分や、排水管との連結部分の境目で水漏れが起こりやすいですし、洗濯機本体の底や側面からの水漏れなども起こることが知られています。ですので、一見するだけではどこで水漏れが起こったのか分かりません。

また、知らない間に水漏れをしているというケースも多いです。ですので、洗濯機は特に入念に水漏れをしていないか点検が必要です。

修理や部品の交換を早めに行う

洗濯機の水漏れを発見した時はどうすれば良いのでしょうか。まず行える対策として、修理や部品の交換が考えられます。

水漏れが起こる原因として、配管と洗濯機の連結部分のパッキンや、配管そのものが破損している可能性があります。ですので、部品を交換することによって多くの不具合は改善する見込みがあります。洗濯機本体からの水漏れの場合は、洗濯機そのものが故障しているかもしれないため、メーカー等に依頼をして修理をしましょう。

それに、洗濯機や部品は経年劣化をします。ある程度の年数が経っているものならば、不具合が出ていなくても点検をしておいた方が、安全に洗濯機を使うことができるのでオススメです。

水回りには湿気や水分がたまりやすい!腐食・シロアリに要注意

水漏れや結露による水分や湿気に気をつける

水回りは水を扱う場所だからこそ、湿気や水分がたまりやすいという特性があります。その原因としては、水漏れはもちろんのこと、自然現象としての結露なども考えられます。

水漏れについては修理をすることで対応が可能ですが、結露などの自然的に発生する水分や湿気については設備不良で起こるものではありません。そのため、水気を拭き取ったり乾燥した空気を取り入れたりする方法が重要です。

これらの水分や湿気を放置したままにしていると、腐食やシロアリが発生する要因の一つとなってしまいます。

水気のある場所は腐食菌・シロアリに好まれる

家を腐らせる腐食菌や、木材を食べるシロアリは、自分たちが生活をしやすい環境を見つけてやってきます。水気のある場所はその生活をしやすいと感じる一要素であるため、水回りは腐食菌やシロアリに好まれることも多いです。

適切な水分・湿気対策ができている水回りであれば、腐食やシロアリが発生することを抑えられます。しかし、意識的にその対策ができている家庭は少ないため、もしかすると皆さんの家の水回りも、腐食菌やシロアリが好む環境になっているかもしれません。

家がボロボロになってしまわないようにするためにも、ちゃんとした点検と対策を行うようにしましょう。

水回りの床下には換気がベスト!

換気は基本であり最も重要なこと

水回りの設備は、床下にも気をつけておくことも忘れてはいけません。というのも、水回りの床下にも配管が設置されていることが多いため、そこで水漏れや結露などによる湿気が発生するからです。

この湿気を除去する上では、換気が基本であり最も重要なことでもあると言えます。床下の空気を入れ替えることによって、外の乾燥した空気が取り入れられるので、湿度を低くできます。

湿度が低くなれば、それだけ水分が少なくなるので、腐食やシロアリが発生するリスクを下げられるということにも繋がります。

床下の換気設備の設置

水回りの床下の換気が大切であると理解していただけたと思いますが、実際にどうやって床下の換気をすれば良いのでしょうか。

その方法としては、工事が必要になってしまいますが、床下換気口や床下換気扇を設置することが一番現実的です。これを設置することによって、床下の空気と外気を常に交換することができますので、床下に湿気がこもることを防げます。

少しコストはかかってしまいますが、家の寿命がそれで長くなると考えれば、床下換気設備の設置はメリットの大きな投資だと考えることができるでしょう。

まとめ

シロアリや腐食は特に水気のあるところ好むため、水回りの付近は注意が必要です。そして、シロアリや腐食菌によって家をダメにされないためにも、水回りに特化した対策が欠かせません。

水回りの不具合のチェックや水気と湿気の除去、そして床下の換気設備など、多様な視点から見て対策を行い、家が長持ちするようにしていきましょう。

さらに詳しくシロアリ被害を知りたい方はこちらも御覧ください。

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