毎日使う水回りは傷みやすい!キッチン、浴槽、トイレは日々のメンテが重要

キッチン

水は生活する上で欠かせないものです。そのため、水が関連する設備は毎日使われることから、傷みやすいという特徴があります。

特に水回りの中でも代表的なキッチン、浴槽、トイレは日々メンテナンスを行っておくべきです。今回の記事では、その水回りのメンテの重要性やその方法について解説していきます。

水漏れで床下浸水!?水回りは日頃のメンテナンスが重要だった

水漏れでも床下浸水は起こり得る

床下浸水というと、大雨が降ったり洪水が起きたりする時だけに起こると思っていませんか?実はそれだけではなく、水回りの設備から水漏れが起こった時にも、床下浸水は起こり得ます

屋内の水道管などに不具合があり大量の水漏れが発生した場合、まず床上浸水を起こします。事態の収束が早ければこれだけで済みますが、床にひび割れや隙間があった場合、その水が床下まで降りていきますので床下浸水が起こってしまいます。

床下浸水は、害虫やカビの発生、建築材の腐食などのトラブルの原因となるため、大惨事になる可能性があります。

水回りの日頃のメンテナンスについて

水回りは水漏れのトラブルが一番起こりやすい場所です。そのため、水漏れがしないようにするためにも、常日頃からのメンテナンスが欠かせません。

水漏れトラブルへのメンテナンスとして、まず行っておくべきなのが、配管の不具合のチェックです。配管に亀裂が入っていたりズレが生じていたりすると、そこから大量の水が漏れ出してくる可能性があります。

もしも不具合が生じていた場合は、配管やパッキンを交換するなどの対応をしましょう。特に水回りは10年程度が設備の寿命と言われています。そのタイミングで全ての水回り設備をメンテナンスしなおして見るのも良いかもしれません。

水漏れはカビ発生で床を腐食させる要因に・・・!

カビは水が大好き

カビには様々な種類のものがあり、家に使われている木材などの建築材によく発生するカビの種類もいます。そのようなカビの中に、木材を腐らせてしまうようなカビが存在しています。

基本的にカビは水が大好きなので、水気のある場所を好みます。水漏れによって栄養となる木材が濡れて水気を帯びてしまうと、カビの格好の生息場所となり、カビが多く発生してしまう危険性が考えられるでしょう。

水漏れをするということは、カビという二次的な被害まで引き起こしてしまう可能性があると気を配っておかなければなりません。

腐食によって床が抜け落ちる可能性もある

カビが建築材に発生してしまい、腐食が起こってしまったとすれば、それによって床が抜け落ちる可能性も否めません。それだけ、カビによる腐食の威力は強いことを知っておきましょう。

腐食してしまった建築材は、中がカビに食べられてスカスカになってしまいます。そうなると、耐久性が悪くなるのは当然のことなので、人が歩くだけでも床が抜けるという状態になることも考えられるでしょう。

たかが水漏れと思っていると、カビによって床に穴が空いてしまうなどの大ダメージを食らってしまうかもしれません。

水回りのチェックでマイホーム寿命を長持ちさせよう!

水回りを正常に保つことがマイホームの高寿命に繋がる

先述した通り、水回りは水漏れをはじめとしたトラブルが起こると同時に、浸水してしまったりカビが発生してしまったりするなどの問題が起こる可能性があります。

これらのトラブルは、結果としてマイホームの寿命を短くしてしまう可能性があります。ですので、水回りをチェックして不具合をなくして、常に安定して使用できる状態にし、正常に保つことがマイホームの高寿命につながります。

水回りはトイレにお風呂場、キッチンといくつも点在していることから、ついついチェックが面倒になってしまいがちです。ですが、面倒であったとしても全ての水回りをチェックしておくようにしましょう。

効率の良いチェックの方法

水回りのチェックは手間がかかる、そんな時はできるだけ効率の良いチェック方法を行うように心がけることも大切です。

まず、水道使用量をチェックして平均水道使用量が多い場合、水漏れをしている可能性があります。また、排水管の水漏れについては水を流しながら配管部分を目視でチェックすると漏れている部分が一目で分かります。

その他として、不自然なシミができていたりする場合も水漏れをしている可能性があるため、その点にも注意すれば効率よく水回りの不具合のチェックができます

まとめ

水回りは経年劣化や物理的なダメージによって、水漏れなどの不具合を起こしてしまいます。そしてその不具合は、家そのものにもダメージを与えて、寿命を縮めてしまいます。

家を長く安全に使うためにも、そして衛生的に保持するためにも、水回りのチェックやメンテナンスは欠かさずに行うようにしてください。

さらに、水回りでは腐食やシロアリの被害が出ることも・・・。対策をしましょう!

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